だまされてる??日本特有のウソ??

秋口先生

2011年03月02日 09:07

浜松美人の皆様こんにちは
認定ビューティープロフェッサーの秋口です

今日は日本特有のウソについてです。

私は仕事柄、様々な広告やCMなどをよく見ていますが(美容関係)、「これは上手いこと言ってるなぁ~」と感心する「騙し」のテクニックを目にします。

CMではやはり「肌の奥まで浸透します」という言葉です。
耳に聞こえているのは「肌の奥まで浸透」するんだ~という言葉ですが、よく見ると画面の下に絵図があります。
そこには肌の断面図らしきものが描かれていて、矢印で下の方まで下がっている図です。
しかし、そこには「角質層」と書かれているのです。

肌は大きく分けて3つに分類されます。
表面にあるはがれおちる前の「垢」ともいわれる部分が角質層
その下に表皮
その下に真皮
そして皮下組織です。
肌の組織としては「表皮」と「真皮」ですね。
角質層は、厚みで言いますと0,02ミリです。
サランラップの厚さしかありませんし、そこに栄養は必要ないのです。
角質層に必要なのは「保湿」です。
油分によるカバーがいるぐらいでしょう。

ですから角質層まで深く?浸透するって???と思わなくては騙されてしまいますね


これらは言いだしたら止まらないほど世の中に蔓延しています。
「オレンジ」と書かれた飲み物が「果汁0%」であるのもおかしいと思う必要があるのです。
よく、みりん等もみりんではない場合は、みりん風味と書かれているように、オレンジ風味が正しいのです。

減脂茶も、減る脂肪のお茶と言う名前ですが、箱には脂肪が減るなどとは一切書いてありません。
もちろん書くには厚生労働省などの問題があるのですが。。。
実際はそうでなくても「これは名前ですから」で通っているのが問題ですね。
名前はそうですが、効果とかは関係ありませんよ!消費者の方が勘違いされているかもしれませんが。。。
と、なるわけです。

あの手この手で商品販売をしていくのは企業にとって当然のことで、これらに文句をいうのはお門違いですが、これからは消費者もよく見極める力をつけなくてはいけませんね

美容関係のウソはまだあるのですが、今回はここまで
すみません
時間が無くなりました~

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